<馬場(コース)に必要な物>
・30m×70m程度の馬場(最低15m×35m程度)
・ラチ(内・外・・・横木でも可)
・標記(パイロンなど)・・・2~5個
(「スタート」「ゴール」は必須)
<ソフト競馬レースコースの基本>
☆コースはなるべく1周100m~160mで作る。
※出場者のレベルを見て「安全」かつ「楽しめる」大きさで組む事。
・必ず「ホームストレッチ」として「直線」を使用する。
※場合によってはそれ以外は(向こう正面も)ずっとカーブでも良い。
・「右回り」「左回り」はどちらでも良い。(開催毎に変わってもOK)
※ただし「各開催」で「固定」する。(一開催中のレース毎に変えてはならない。)
・「途中に『逆手前』が入るコース(「S字カーブ」等)」は禁止。
<標記>
☆ホームストレッチに「G」「2」「4」
向こう正面に「6」「8」の標記を置き、
この標記の「G」は「ゴール」、各数字は「はろん標記」と呼ぶ。
<コースの組み方>
右図参照
図の各名称
・黒い棒…ラチ、横木
・グレー部分…走路
・○G…ゴール版
・②④⑥⑧…はろん標記
※この図は「左回り」のコースになります。
「右回り」の場合は「標記」の位置が逆になります。
<コース作り手順>
①ラチ(横木)を図のようにトラックコース型に配置する。
<ポイント>
・先に「内ラチ」を置く。
・走路幅が2m~3mになるように「外ラチ」を置く。
※外側に常設ラチがあればそれを利用しても良い。
※ラチは風などで倒れない物を使う。
※ラチとラチの間の隙間が大きいと走行中に入られる危険があります。
②標記を置く
<ポイント>
・「ホームストレッチ」と「向こう正面」を決める。
・「ホームストレッチ」側の内側に「G(ゴール版)」「②」「④」
「向こう正面」側の内側に「⑥」「⑧」を置く。
・「G(ゴール版)」をカーブの曲がり始めの手前3m程度の所に置く。
・「④」を曲がりきった所(角)に置く。
・「②」を「G」と「④」の(等)間に置く。
・「⑥」と「⑧」は向こう正面の直線を3等分にした分線付近の内側に置く。
※標記ポイントは全て「だいたい」でOK!
※標記は風などで飛ばないようにする。
☆「ゴール版」は障害の「袖」などを使うとそれっぽくなるよ。
→コース参考画像
☆1周の距離が100mでも160mでも
1周の距離を「1000」(せん)とする(呼ぶ)。
☆レース距離は下記表参照。
例)「1200」=1周+1はろん(②標記がスタート地点。1周してGまで)
「1600(1まいる)」=1周+3はろん
(⑥標記がスタート地点。1周してGまで)
「2000」=2周(G標記がスタート地点。ちょうど2周)
「2400」=2周+2はろん(④標記がスタート地点。2周してGまで)
距離 |
読み方 |
スタート地点 (はろん標記) |
周回数 | |
1200 |
せんに |
② | 1 | +ゴール(G)まで |
1400 |
せんよん |
④ | 1 | +ゴールまで |
1600 |
・せんろく ・まいる |
⑥ | 1 | +ゴールまで |
1800 |
せんはち |
⑧ | 1 | +ゴールまで |
2000 |
にせん |
G | 2 | |
2200 |
にせんにひゃく |
② | 2 | +ゴールまで |
2400 | にせんよんひゃく | ④ | 2 | +ゴールまで |
2600 | にせんろっぴゃく | ⑥ | 2 | +ゴールまで |
2800 | にせんはっぴゃく | ⑧ | 2 | +ゴールまで |
3000 |
さんぜん |
G | 3 | |
3200 |
さんぜんにひゃく |
② | 3 | +ゴールまで |
※基本的には「1200」~「2400」までの距離で行う(のが望ましい)。