下の動画は、会長(福元)が2010年に「赤城乗馬クラブ」で開催した模様です。
この動画を見ながらレース手順を説明します。
※音声はミュートしてご覧ください。
☆この動画では「ゲートゾーン(助走)」部分はカットされています。
☆スタートは「直線入り口」の「ビールケース」がある所、
ゴールは障害の袖を二つ並べてゴール版に見立てている所です。
☆「直線入り口~1周と最後の直線」で、
距離は「1400」という事になります。
☆説明内の「タイム」は手元のストップウォッチで計ったものです。
☆この動画では「9頭立て」ですが、「公式ルール」では「8頭立て」をフルゲートとします。
①一人目
実は、代表・福元です(^^;
1番手に走る事を「逃げ」といいます。
遅くもなく早くもなく、無難に31.9秒でまとめました。
☆1人目のタイムが出たら、そのタイムから「-5秒」をした物が「上限タイム」となります。
2番手以降の人馬はこの「上限タイム」より速いタイムで走ると、その時点で「失格」となります。
今回の場合は31.9秒から-5秒で「26.9秒」が「上限タイム」となりますので、
2番手以降の人馬は「26.8秒以内」で走ると「失格」になります。
②人目
赤城乗馬クラブのインストラクターなので、ポニーで参戦です(^^)
競技の性質上、ポニーでもサラブレッドに勝つチャンスは十分にあります。
・・・ただ、「やり直し」のチャンスを与えましたが、2回とも「落馬競走中止」でした(^^;
③人目
いい感じですが、30.0秒でした。
この時点で代表が2番目のタイムなのでトップです。
④人目
やや「かかり気味」に走っていますが、30.1秒。
この時点で2番目のタイムなのでトップになりました。
スピードが出てしまっていたのですが、コーナーで上手く外目を通って時間稼ぎをしていました。
こういう“技”もあるのです(^^)
⑤人目
見た目もやや遅めで35.5秒でした。
ここまでややハイペースの展開なので、もう少しスピードを出せると良かったです。
⑥人目
この辺りから大体どれくらいのペースで行けば勝てそうか分かってくるので、やはり後半組の方が有利ではあります。
かっこよく2ポイント~モンキー乗りを目指してくれましたが、時計がかかってしまいました。34.6秒。
でも競技的には、この少年のように、なるべく「騎手っぽく」乗って頂きたい(^^;
さて、
この時点で一番早いタイムが30.0秒、
二番目が30.1秒・・・
その差は0.1秒と、もはや「追い込み勢」に勝ち目は無いか・・・
ただ、このあと誰かが30秒を切ると、また変わって来ます。
まだまだ分かりません!(^o^)
⑦人目
この少年もポニーで頑張りましたが38.1秒。
スタート後に「速歩」が入ってしまったので、公式ルールですと「失格」という事になります。
※着順を付ける場合は「最速タイムの次の着順」になってしまいます。
(つまり最下位)
この時はローカルルールですので、「参考タイム制」はありませんでした。
⑧人目
上手に乗りました。
しかも実は「競走鞍(レース鞍)」で頑張ってくれました。
騎手になりたかった方です。
タイムは…30秒を切りました!29.5秒!
これで順位が入れ替わりまして、
③人目の騎手が先頭に立ちました!(^o^)
⑨人目
さて、いよいよ最後の騎手、
狙うのは29.5~30.0秒の間です!
最後の騎手(「追い込み」という)は、このように「勝ちタイム」が分かるので有利です。
…ただ、今回のように「29.5~30.0秒の間」を狙うのも至難の業ですね(^^;
「直線一気」が決まるか!?
結果は31.8秒…残念(^^;
・・・向正面はタイム調整で追いました。これは良かったのですが、
そのあとコーナーで逆手前になってしまってスピードダウン・・・
そのまま行けてればいい感じだったのですが…(^^;
<結果>
「公式ルール適用」で着順を付けてみるとこうなります。
着順 ○人目(走順) タイム(秒) タイム順
1着 ③ 30.0 2
2着 ④ 30.1 3
3着 ⑨ 31.8 4
4着 ① 31.9 5
5着 ⑥ 34.6 6
6着 ⑤ 35.5 7
7着 ⑧ 29.5 1
失格 ⑦ (38.1)
競走中止 ②
【決め手:先行抜け出す】
このあと「勝利騎手」は「ウイニングラン」と「口取り写真」をします。
(「ウイニングラン」は馬場を駈歩で走る。
「口取り写真」は「勝利者騎乗」「参加者(2着以下)が綱持ち」で写真を撮ります。)
と、こんな感じで流れます。
見ている側は「やや盛り上がりに欠ける」のですが(^^;
(なので、「実況(放送)」が大事!)
乗っている(参加している)騎手は最後までドキドキですよ!(^-^)
ぜひ、一度お試しください!(^o^)/
☆詳しいレースの流れはこちら